フィリピン初の % Arabica ロースタリーは、マニラの中心地BGCエリアの一等地に位置します。店舗の最大の特徴はメザニンに配置されたロースティングルームです。エントランスゲートを潜るとキッチンカウンターの背面に大きなレンガの壁面が現れ、その一部にロースティングルームが埋め込まれています。巨大なガラスのスクリーンがまるで絵画のように焙煎機を浮かび上がらせ、ゲストの高揚感を高めます。

店舗のデザインコンセプトはcomplex。これはマニラの歴史の新旧融合を表現しています。旧市街地に於ける歴史ある煉瓦造りと、中心部に於ける近代的の建築が美しいコントラストを生み出す様を、店内にも取り込みました。高さ7メートルの天井は全て面発光で構成し、煉瓦の工法を模した馬貼りのパターンをスケールアウトさせたパネルで表現しています。躯体剥き出しの壁と全面ミラー貼りの壁、ラフな煉瓦の壁と白くフラットな壁と床、新旧のコントラストを繋ぐように、イームズチェアがリズミカルに配置されています。